SDG0-4 | 戦争放棄への道

[開設] July 25, 2022 [更新] May 11, 2026

最低限の規律もないままに、私達は戦争を繰り返し、政治的な「謝罪」だけで誠意ある反省もないまま、この一世紀を生きてきた。

その中で数々の科学的発展も収めてきた。人間の生活を豊かにする科学、人間そのものを殺戮する科学。

人間の貪欲さを象徴する覇権争いは今や地球のみならず、月から宇宙まで達しようとしている。そして、莫大な資金がそのために向けられている。

覇権争いに向けられる資金と人材と時間を、貧困や飢餓の解消や難民救済など人道的な目的に回すことを想像してみる。

急を要するSDGsの多くは瞬く間に解決の道が開かれ、世界が希望に溢れ、喜びのあまり飛び跳ねる子供たちの笑い声に満ちた場所に生まれ変わることは疑う余地もない。

このような世界情勢の中で、子供たちに希望に満ちた未来を約束できるのは、彼らの親世代、すなわち大人達だ。

そのためには、大人達が積極的に行動しなければならない。政治家たちばかりに任せておいては、どこに連れていかれるのかわからない。

これまで政治家を選んできたのは私達自身、そして私達の親たちだ。その意味では、現在の世の中の歪みには、政治参加における私達一般市民の行動が深く関わっている。

清き一票が平和への第一歩

これは極めて深刻な問題だ。私達一人ひとりに直接責任があるからだ。先ず、選挙に無関心であることをやめることから、行動を開始しなければならない。

「どうせ誰を選んでも同じだろう」と思うのは間違っている。私達自らが行動すれば、私達の余生が尽きるまでに世の中をより良いものに変えることができる。すべては私達自身にかかっている。

そのためには、自分自身と愛すべき子供たち、孫たちの幸せのために、投票する候補者を真剣に選ぶことだ。

この時、個人が単独で社会を改革するのはあまり効率的とは言えない。それよりも、このような歪んだ社会、風潮を作りだした責任の一端を担う政治家たちを巻き込むのが効果的だ。

先ず、私利私欲に固まった利権追及型政治家と、誤った方向に国民を導こうとする熱血型政治家を見分けることだ。

彼らの政策や演説の甘い言葉、勇ましい言葉に惑わされることなく、その行動と実体から冷静に判断する。そして、次の選挙から何としても彼らを排除することだ。

政治家を選ぶのは有権者だということを私達が認識する。周囲の有権者にも呼びかけ、選挙がいかに大事であるかを伝え、みんなで投票率100%を目指す。

自分の票が他の有権者の票と合わさって一つの流れとなり、さらに大きな変化を生み始める。それが世界平和へ向かう社会改革の確実な第一歩となる

私達に真の幸せをもたらし、私達の子供たち、孫たちを戦争や徴兵という不幸から守る方法は、他にはないことを悟らなければならない。

フラッシュモブ

国際的な視点から言えば、国連の呼びかけである日、世界中のすべての人々が同時に立ち止まり、一定の期間中、時間と悲劇の情報と感情を共有することだ。まさに「フラッシュモブ」型の行動といえる。

その期間中、殺戮と破壊と憎しみの悲劇にまみれたこの世の中を何とかしようという志に溢れた世界中の平和愛好家は、持続可能なはずの旅から「取り残されし者」の無念さと悔しさに思いを馳せる。

SDGsの恩恵を受ける世界中の子供たちが、一日も早く笑顔を取り戻すことを願い、各国の代表が戦争の放棄と核兵器の廃絶を正式に宣言することを祈る。

そこで彼ら平和愛好家の大きな力となるのが「映像メディア」の協力だ。動きや音や色を通してみる人に強烈な印象を与え、感情に深く訴えかけることができる

映像メディアには、伝えたいメッセージを相手に鮮明かつ正確に届けることが期待される。そのメッセージとはもちろん「戦争の放棄」と「世界平和」だ

殺戮と破壊の悲惨な現状をメディアを通じて訴え、悲劇を生み出しているのは少数の人間であり、その部下も含めて、実は他の誰も戦争を続けることを望んでいないことを知らせる。

そして、悲劇を終わらせることこそが地球に住む80億人の強い願いであり、そのためには戦争の即時終結と放棄が急務であることを、戦争当事者たちに訴える。

そのような映像の製作を、全世界の映像メディアに呼びかけたい。大手映画製作会社、テレビ局、新聞社、映画大学の学生、小中高生や一般市民の有志など、多くのグループに参加してもらえることを期待したい。出来上がった映像作品の届け先は、国連事務総長だ。

このようなフラッシュモブ型行動の高まりの中で、世界中の映像メディアから寄せられた作品は、国連の大スクリーンに映し出される。

核保有国の指導者たちは、目の前の息をのむような映像に登場する全世界の人々の願いに真剣に耳を傾ける。さらに、目にしている悲劇を生み出しているのが実は自分たち自身であることを気づかされる。

そして、スクリーンに登場する子供たちの顔が、希望に満ちた笑顔に変わる日を正確に決めることができるのは自分たち以外にはないことと、その日を期して自分たちの名前が永遠に歴史に記録されるであろうことをはっきりと知る。

大スクリーンに登場する子供たちに、大人としての感情を初めて呼び起こされた核保有国の指導者たちに求められるのは、戦争放棄と平和構築という、壮大で人類共通の目標に向かって、大いなる決断を下すことだ。

それは、個人間および国家間レベルにおける相互合意違反という過去の度重なる過ち(負の経験、戦争、紛争、破壊、殺戮、侵略)をそれぞれが勇気をもって互いに認め、反省し、誤り、許し、ともに平和への新しい道を堂々と歩み始める歴史的決断だ。

世界中の子供たちへのプレゼント

これは、世界中の子供と大人、すべての人類を巻き込んだ、世界平和に向けての「人類の人類による人類のための壮大な一大改革」といえる。

大人達の責任は極めて大きい。先ず私達が事の重大さをしっかりと認識し、私達には世の中を変える意欲と力があることを再認識し、政治家に働きかけ、そして彼らをフルイにかける。今こそ、それを実行することを真剣に考えるときだ。

一日でも遅らせれば、それだけ新しい悲劇、犠牲者、破壊が生まれ、若者たちを失望させるだろう。大人達の間には「あきらめの境地」がさらに広がるだろう。

一日でも早ければ、それだけ平和な世界に近づく手段を手にすることができよう。希望に満ち溢れ、目を輝かせて飛び跳ねまわる子供たちの笑顔を目にすることができよう。

持続可能なはずの世界への旅から「取り残されし者たち」も、自分たちの死が決して無駄ではなかったと、私達のこれまでの数々の愚行を許してくれるだろう。

その歴史的決断は、世界中の子供たち、そして私達の子供たちと孫たち、ひ孫たちに自慢できる、真に持続可能な明るい未来への道だ。大人達からの心からのプレゼントだ。

”ありがとう!”

世界中の子供たちに明るい未来を!

世界中の子供たちに明るい未来を!
Bright future for the children worldwide !

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=== 公開中 ===

第1章「SDG0-1 | SDGsに潜む違和感」

第2章「SDG0-2 | 人類史をつなぐ若者たち」

第3章「SDG0-3 | 生きて生かせる」

第4章「SDG0-4 | 戦争放棄への道」

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